中学受験をやる気にさせる方法は?親のNG行動も解説

子どもと一緒に中学受験に挑む中で、

「いつまでも勉強にとりかからないけど、中学受験やる気あるのかしら…」

「勉強したがらなくて困る。どうしたらやる気にさせられるの?」

とお悩みの方もいるでしょう。

そこで今回、中学受験のやる気がでない理由や親のサポートについて詳しく解説します。

子どもと一緒に希望校に合格する未来に近づくため、必見の内容です。

中学受験のやる気がでない5つの理由

子どもが中学受験に向けてやる気がでない理由は、次の5つが考えられます。

  • 受験勉強に目的意識がない
  • 自己肯定感が低い
  • 勉強が楽しくない
  • 親のプレッシャーが強すぎる
  • 勉強に苦手意識がある

それぞれについて確認していきましょう。

受験勉強に目的意識がない

受験勉強に目的意識がないと、なんのために勉強しているのか分からず、やる気がでません。

子ども自身の『希望校になぜ合格したいのか』を明確にして、勉強する目的を理解するところからはじめましょう。

目的を持つと、達成するには何をどのようにすべきかを考えて行動が起こせるようになるため、勉強意欲がわいてきます。

子どもと一緒に目的意識について話し合う機会をつくりましょう。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低いと自分に自信がなく、失敗を恐れて自主的な行動を起こさなくなります。

なので、「勉強してもどうせうまくいかない」と考えてしまい勉強のやる気に繋がりません。

自己肯定感が低い子は次のような特徴があります。

  • 失敗が怖くて行動が起こせない
  • 自分に自信が持てない
  • 周りの目を気にして自分の意見が言えない
  • 褒められても素直に喜べない
  • マイナス思考に考えてしまう
  • 上手くいかないとすぐにあきらめてしまう

子どもの様子を見て自己肯定感が低くなっていると感じるときは注意が必要です。

自己肯定感を下げている原因を探すとともに、少しでも高められるような関わりを意識しましょう。

子どもの自己肯定感を高めることで、チャレンジする気持ちが育ち、自発的に勉強ができるようになります。

勉強が楽しくない

勉強が楽しくなく、苦痛の時間になっていると受験勉強のやる気はでません。

強制的に勉強をやらされていたり、学習内容が難しく問題が解けないなど、楽しくないと感じる理由があります。

まずは、勉強が楽しいものと捉えられるようなサポートが必要です。

勉強に好きなことを組み込んだり、達成感を味わえる工夫をして、子どもが興味を持てるようにしましょう。

勉強が楽しいと感じると、学習意欲がわいてやる気に繋がります。

親のプレッシャーが強すぎる

親のプレッシャーが強すぎると、精神的に追い込まれて自己不信に陥ってしまいます。

失敗したらどうしようと不安な気持ちが大きくなり、勉強へのやる気も失ってしまうのです。

良かれと思い、励ます言葉かけが子どもには重荷に感じて逆効果になる場合もあります。

また、他にも

  • 親から「勉強しなさい!」と言われる
  • 兄弟と学力を比べられる言動
  • 不安をあおる声かけ

に対してプレッシャーを感じやすいため、言動には注意が必要です。

子どもにとってプレッシャーにならないかを見極め、適切な言葉かけを意識しましょう。

勉強に苦手意識がある

勉強に苦手意識があると、学習時間が苦痛になり、勉強が嫌いになる可能性があります。

分からない問題や課題をそのまま解決せずに放置してしまい、できなかったという記憶が苦手意識に繋がってしまうのです。

他にも、

  • 勉強の内容に興味がもてない
  • 勉強の内容を理解できない

という理由から、勉強に苦手意識をもちやすくなります。

問題が解けないときの解決方法を学んだり、簡単な課題から解いて成功体験を積み重ねることが大切です。

中学受験をやる気にさせるために親ができること

中学受験をやる気にさせるため、親は次の5つを意識してサポートしましょう。

  • 自己肯定感を高める
  • 受験に対するモチベーションを上げる
  • 勉強する環境を整える
  • 子どもの選択や行動を尊重する
  • 親がすべて管理しようとしない

自己肯定感を高める

自己肯定感が高いと、自分から自信を持って行動ができ、失敗してもあきらめずに前向きにチャレンジする心が育ちます。

中学受験に合格するためにはどうしたらいいのかを、自ら考えて行動に移すでしょう。

自己肯定感を高めるには成功体験を積み重ねることが重要です。

  • ゴールを小さく設定する
  • 簡単な問題から解く
  • 得意な科目から勉強する

など、成功のハードルを下げ、目標達成に近づいている実感が持てるようにサポートしましょう。

また、親から褒められることも自己肯定感を高めます。褒めるポイントとして、結果ではなく過程を褒めると自分の行動に自信を持てるようになるでので意識してみましょう。

受験に対するモチベーションを上げる

受験に対するモチベーションが上がると意欲的に勉強に取り組めます。

モチベーションを上げる方法として、次のことを実践してみて下さい。

  • 志望校へ見学に行く
  • 志望校に進学してやりたいことを再確認する
  • 他の受験生のがんばりを直接感じる
  • ライバルのいる塾などに通う
  • 映画やアニメを見て感銘をうける
  • 子どもの好きな文房具をそろえる

また、時には勉強から離れ、休日を満喫すると心身ともにリフレッシュでき、モチベーションが維持できるでしょう。

勉強する環境を整える

勉強する環境を整えてあげましょう。

塾で他の子達と一緒に勉強した方がやる気がでる子もいれば、図書館など静かな場所で黙々と勉強するのを好む子もいます。

子どもの状況に合わせて、塾の利用を検討したり、最寄りの図書館を検索しましょう。

また、勉強する時間を決めて学習習慣を身につけることも大切になります。

学習習慣を身につけるひとつの方法として、同じ空間で親も一緒に勉強すると子どもの学習意欲がわき、効果的です。

そして、自宅の勉強をする環境は

  • 手元を照らす照明を設置する
  • ゲームやスマートフォン、漫画を勉強スペースから離す
  • 室内は温度25℃・湿度50%前後を目安にする

を意識すると集中して勉強ができます。

子どもの選択や行動を尊重する

子どもの選択や行動を尊重することも、達成感や自己肯定感を高めるために必要です。

自分で決めることで納得して勉強に取り組めるため、学習意欲も向上します。

親からみたら遠回りな選択でも、言いたいことをグッと我慢して見守りましょう。

自分で選んだからこそ学べる事が沢山あります。

危険なこと以外は、子ども自身が選択や行動を選べるよう意識しましょう。

親がすべて管理しようとしない

親が全てを管理してしまうと、子どもの考える力が育たず、指示がなければ動けなくなってしまいます。

また、「自分では何もできない」と感じて自己肯定感が下がる原因のひとつです。

親が決めたことより、自分で決めたことの方が意欲が湧き、やる気に繋がります。

自分で計画や目標を立てて、ひとつひとつ達成していくことで「自分でもできる」と、自信に繋がるでしょう。

苦手な部分はサポートしつつ、子どもが自分で考えて自己管理ができるよう見守りましょう。

中学受験のやる気を失わせる親の行動3選

親の何気ない一言や行動が、子どものやる気を無意識に失わせている場合があります。

子どもに対する接し方で注意が必要な点を把握して、やる気を失わせないよう気を付けましょう。

他の子と比べる

他の子と比べて、やる気を煽るのは逆効果です。

親が「〇〇ちゃんはすごいわね。あなたは大丈夫?」など、他の子と比べる発言をすると子どもは自信を失くします。

自分はダメな子と否定的に考え、他の子と比べる癖がつき、自己肯定感を下げてしまう原因となるでしょう。

まずは親自身が、「他の子は他の子」と割り切って考え、子どもががんばっていることに目を向ける必要があります。

ただ、過去の自分と比べるのは悪いことではありません。成長を感じてポジティブになる比較は子どもにとってもプラスになります。

他の子と比べるのではなく、過去の自分との成長を比較してやる気に繋げましょう。

ネガティブな発言をする

親がネガティブな発言をすると、子どもの潜在意識にすり込まれてしまいます。

「やる気がないから合格できない」「勉強しても意味がない」など、ネガティブな発言はやる気を失わせるだけではありません。

ネガティブな発言のイメージを、子どもが何度も思い描いて無意識の行動に繋がり、現実化してしまうのです。

ポジティブな声かけを意識すると、子どもも良いイメージが持て、やる気がでてきます。

日常で親のあなたがどのような声かけをしているか一度思い返し、ポジティブな発言を心がけましょう。

完璧を求める

完璧を求めることは、子どもを精神的に追い詰め自信を失う結果につながるでしょう。

日頃から完璧を求められると、失敗を恐れ、チャレンジする気持ちを失い、上手くできなかったらどうしようと不安を感じます。

そして、がっかりした親の姿をみて、子どもは「もっと上手くできていれば」と自分を責め、自己肯定感が下がってしまうのです。

失敗できないプレッシャーが、勉強のやる気を失わせてしまいます。

親の期待を押し付けず、「失敗しても大丈夫」と思えるよう子どもを肯定的に受け止めましょう。

まとめ:中学受験に向けて子どものやる気を促進しよう

子どもの自己肯定感を高めることで、自ら中学受験をやる気になるでしょう。

あなたの一言やなにげない行動が、子どもの自己肯定感に大きく影響を与えます。

親はポジティブな声かけを心がけ、一歩下がって子どもの考えを尊重しながら、温かく見守ってあげましょう。

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