【厳選】小学生におすすめの学習塾6選！通い始める時期や選ぶポイントも解説

「子どもを塾に通わせたいけれど、どの塾がいいんだろう」

「どうやって選べばいいのかな」

小学生の子どもを持つ保護者の方は、このような悩みを持つかもしれません。

小学生が通える学習塾は全国各地にあり、特徴がさまざまです。

その中から、子どもの特性やご家庭の事情に合った塾を選ぶのが大切です。

本記事では、個別指導塾と集団指導塾に分けて、それぞれおすすめの塾をお伝えします。

通い始める時期や塾選びのポイントも解説しますので、参考にしてみてください。

小学生におすすめの個別指導塾3選

小学生におすすめの個別指導塾を、厳選して3つお伝えします。

個別指導塾は、生徒1〜3人に対して講師1人がつきで、マンツーマンで指導する塾です。

1人1人に合ったペースで学習を進められ、分からないときはすぐに質問できるのがメリットです。

一方で、集団塾よりも費用が高かったり、他の生徒から得られる刺激が少なかったりするデメリットもあります。

学校の授業内容を自分のペースで身につけたい方や、他の習い事が忙しくて時間の融通をつけづらい方におすすめです。

明光義塾

明光義塾では、生徒に学習習慣を身に付けさせることで学力アップを目指しています。

教科ごとにオリジナルノートを用意するのが特徴で、学習内容を子ども自らが整理してまとめながら学力の定着を図ります。

また全国各地に教室があり、地域ごとの中学受験対策ができるのもメリットです。

学校の授業内容を身に付けたい方にも、中学受験でハイレベルな学校を受けたい方にもおすすめです。

スクールIE

スクールIEは、授業の速度や難易度を生徒1人1人に合わせる指導方法を徹底しています。

入塾時に全員が学力師団と個性診断を受け、現状分析に合わせてオーダーメイドのカリキュラムや教材を作るのが特徴です。

また、講師は生徒の個性に合わせて選ばれるため、勉強があまり好きでない子どもでも机に向かえる集中力を身に付けられます。

学習内容が難しくなり、自分で勉強計画を立てなくてはいけない中学校に備えて、小学生のうちから苦手意識を克服しておくとよいでしょう。

ナビ個別指導学院

ナビ個別指導学院は、全国に700校以上の校舎を持つ大手の個別指導塾です。

小学生のうちに身に付けたい学習習慣の確立に力をいれており、中学校進学を見越した準備ができます。

また、勉強や特定の科目ができない原因を探って丁寧に解決するため、苦手科目を残してしまう心配が少ないのも特徴です。

集中的に苦手分野と向き合うことで得点源に変えて、自信を持って中学校に進学しましょう。

小学生におすすめの集団指導塾3選

小学生におすすめの集団指導塾を、厳選して3つお伝えします。

個別指導塾は、生徒15〜30人に対して講師1人がつきで、集団に向けて一斉授業を行う塾です。

周りの子どもから刺激を受け、切磋琢磨しながら学習を進められるのがメリットです。

また中学受験を意識したハイレベルな塾が多いため、学校の授業を物足りなく感じている子どもでも退屈せずに勉強できます。

一方で、全体に合わせたペースで授業が進むため、進度や内容が合わない恐れがあります。

そのため、自分で分からないところを把握できる方や高い目標を持っている方におすすめです。

栄光ゼミナール

栄光ゼミナールは、中学受験にも学校の補習にも対応した総合型の学習塾です。

塾に通う目的に合わせて、「難関中学受験」「中学受験」「公立中高一貫受験」「公立中学進学」などのコースが開講されています。

また集団塾とはいえ10名程度の少人数クラスであるため、講師が生徒1人1人の進度や個性を把握しながら学習を進められます。

体験授業で子どもに合ったコースを見つけ、周りの生徒から刺激を受けられるコースを選ぶとよいでしょう。

学研教室

学研は、全国に校舎を展開する学習塾です。

個人で学習を進める時間と協働して取り組む時間がバランスよく設定されているため、学習の理解が深まりやすいメリットがあります。

また、学研はもともと書籍出版や英会話、タブレット教材などのさまざまな学習コンテンツを提供しているため、教材の豊富さも魅力です。

ニーズに合わせた柔軟なコンテンツと指導方法を活用して、中学受験合格や苦手教科の克服といった目標の達成を目指しましょう。

SAPIX 小学部

SAPIX小学部は、学んだ内容の定着のために復習を用いた効果的な学習を大切にしています。

そのため家庭学習を重視したり、毎回の授業で理解度を確かめるテストを実施したりしています。

教えたまま放置せず、定着度を確かめる指導方法が魅力です。

また実施したテストの結果に基づいてクラスを編成するため、学力の近い生徒が集まって学習できて、より刺激を受けられます。

すでに学習習慣がついていて、さらに学力を伸ばしたい子どもにおすすめです。

いつから塾に通い始める？時期を判断する目安

塾に通い始める時期は、子どもやご家庭で以下3つのニーズを目安に判断するのがおすすめです。

• 学校の授業の理解度・定着度を上げたい
• 勉強の習慣をつけさせたい
• 中学受験の対策を始めたい

保護者の方は定期的に子どもの様子や要望を確認し、塾に通い始める時期を見極めましょう。

学校の授業の理解度・定着度を上げたい

学校の授業の理解度に不安がある場合や、苦手なところを残さずにきちんと定着させたい場合には、塾に通うのがおすすめです。

小学校の学習内容を確実に身に付けれおけば、自信を持って中学校に進学できます。

また塾によっては、小学6年生から中学校の学習を先取りできるカリキュラムが用意されているため、より安心です。

子どもに「勉強が嫌だ」と伝えられたときや、なかなか宿題をやろうとしない様子のときは、授業についていけていない可能性が高いです。

さらに勉強から遠ざかってしまう前に、早めに塾通いを検討しましょう。

勉強の習慣をつけさせたい

自分で勉強する習慣が身についていない場合も、塾に通い始めるのがおすすめです。

中学校や高校では、目標に向けた勉強計画を自分で立て、実行しなくてはなりません。

しかし塾に行けば学習計画の立案や進捗管理をサポートしてくれるため、勉強の習慣をつける効果が期待できます。

小学生のうちからコツコツと勉強を進める習慣をつけて、定期テストや受験勉強の対策に備えましょう。

中学受験の対策を始めたい

中学受験の対策をする場合は、小学3年生の冬から小学4年生の間に塾通いを始めるのがおすすめです。

ほとんどの中学受験塾では、小学4年生からおよそ3年間で受験対策をするカリキュラムが組まれます。

小学5年生以降に塾で対策を始める方法もありますが、学校よりも進度が早いため、授業内容に追いつくのは大変です。

早いうちから中学受験を決めている場合は、小学3年生の冬ごろから塾選びを始めておきましょう。

塾選びのポイント5つ

失敗しない塾選びのポイントは、以下の5つです。

• 塾に通う目的が達成できる
• 指導形式が子どもに合っている
• 費用(月謝)を無理なく払える
• 自宅から安心・安全に通える
• 体験授業の印象がよい

それぞれについて見ていきましょう。

塾に通う目的が達成できる

塾に通う目的は子どもによってさまざまであるため、指導方針やレベルが違えば得られる学習効果も変わります。

塾に通うためにはお金や時間がかかりますし、子どもの体力が削られるのも心配です。

しかし「みんなが行っているから」となんとなく塾に通い始めると、期待した効果が得られない恐れがあります。

コストに見合った効果が得られるよう、塾を選ぶときは何のために通うかを明確にし、目的に合った塾を選びましょう。

指導形式が子どもに合っている

子どもの特性に合わせて、個別指導塾と集団指導塾を選ぶのも大切です。

普段あまり勉強が好きでない子どもや質問するのに緊張する子どもは、個別指導でじっくりと見てもらえる塾がおすすめです。

一方で、中学受験のためにライバルと高め合いたい子どもや、学校の授業を物足りなく思っている子どもは集団指導塾がおすすめです。

レベルが適当でも指導形式が合わないと期待した学習効果が得られない可能性があるため、体験授業を活用して比べるとよいでしょう。

費用(月謝)を無理なく払える

基本的には、一度塾に通い始めたら小学校を卒業するまで続けるのが一般的です。

継続して通うことを想定し、ご家庭で無理なく費用を払える塾を選びましょう。

特に中学受験の塾であれば、小学6年生の1年間は追加の講習や模試受験の回数が増え、かかる費用が増えます。

1年間にかかる費用ではなく、小学校卒業までにかかる費用を見積もって、無理なく払えるか確認しておきましょう。

塾通いでは、授業料(月謝)以外に以下のような費用がかかる可能性があります。

• 入会金
• 模試受験料
• 季節講習費(春・夏・冬休みの3回)
• 教材費
• 管理費

見積もりを出すときは、授業料以外の費用も考慮するのが大切です。

自宅から安心・安全に通える

平日の授業は終わる時間が遅いため、自宅から安心・安全に通える場所を選びましょう。

具体的には、周囲の治安や自宅からの距離を確認するとよいです。

たとえば、夜遅い時間に小学生が1人で帰っても大丈夫な場所か、実際に道を歩いて確かめるのがおすすめです。

また自宅から遠い塾を選ぶ場合、保護者の送り迎えが必要になったり、バスや電車の交通費がかさんだりするのがデメリットです。

金銭的・時間的負担に無理がないか、あらかじめ確認しておくのも大切です。

体験授業の印象がよい

塾の雰囲気や教え方が合っているかを知るために、体験授業に参加するのがおすすめです。

パンフレットや見学では塾の良いところばかりが見えるため、実際に子どもに合った学習ができるか判断するのは難しいです。

しかし体験授業であれば実際に塾に通うのと近い状態を知れるので、本当に子どもやご家庭に合っているかを判断しやすくなります。

いくつかの塾で体験授業に参加し、印象が良いところを選ぶようにしましょう。

【まとめ】子どもや家庭に合った塾選びが大切

本記事では、小学生におすすめの学習塾と塾選びのポイント、塾に通い始める時期について解説しました。

塾選びで失敗しないためには、子どもやご家庭のニーズ・状況に合わせて個別指導塾／集団指導塾を選ぶのが大切です。

また体験授業に参加して比べることで、雰囲気や授業の仕方を理解したうえで塾を選べます。

塾に通う目的や、子ども・家庭の状況をよく考慮し、複数の塾を比べて選びましょう。