小学生の夏休みは、たくさんの宿題がでますが、その中でも自由研究に悩んでいるご家庭は多いのではないでしょうか。
- 「自由研究のテーマが思いつかない…」
- 「上手なまとめ方が知りたい!」
- 「親はどれぐらい手伝っていいの?」
と、親子で頭を抱えている方もいるでしょう。
そこで、今回は小学生の自由研究について、テーマの選び方やまとめ方、親の関わり方を解説します。
自由研究のコツやポイントを掴むことで、スムーズに楽しく取り組め、素敵な夏休みの思い出が増えるため、必見の内容です。
自由研究の目的
自由研究の目的は2つあります。
- 自分で興味・関心のあることを探究し、学ぶ面白さを知る
- 目の前の問題に対し、自分で考え、調べ、工夫して解決する力を育てる
子ども自身が自らテーマを選び、好きなことを学べる自由研究は知的好奇心を刺激します。
また、問題に対して自分の力で解決する経験は、大きな学びになり、今後の人生にも役に立つでしょう。
自由研究のテーマを決めるときのヒント
自由研究のテーマを決めるときは、次の3つのヒントを活用し、子どもが興味ある内容を選べるようサポートしましょう。
- 日常で気になったことや疑問に思ったことに着目する
- 好きなことを深堀りする
- 自由研究に関する本やWEBサイトなどを参考にする
子どもが自らテーマを決めることに意味があります。子どもの自主性を大切に、興味・関心がある内容を選ばせてあげましょう。
①日常生活で気になったことや疑問に思ったことに着目する
日常生活の中で、「どうして?」「なんで?」と気になったことや疑問に思ったことに着目してみましょう。
子どもが何気なく話す、ちょっとした疑問は自由研究のテーマにぴったりです。
例えば
- 猫にしっぽがあるのはなんで?
- 嵐と台風は何が違うの?
- 石けんはどうして泡立つの?
など、日常の生活の中にある好奇心の芽を見つけてテーマに設定しましょう。
気になることや不思議に思うことを探しに、親子で散歩するのもおすすめです。
②好きなことを深堀りする
子どもの好きなことを深堀りしてみましょう。
趣味や好きなことは、「もっと知りたい!」と、苦痛なく調べられます。
親が子どもの好きなことに興味を示し、質問をして話を広げることで、気になることや調べたい内容がでてくるでしょう。
自分の好きなことなので、モチベーションが維持しやすく、自主的に自由研究に取り組めます。
③自由研究に関する本やWebサイトなどを参考にする
自由研究に関する本や、Webサイトなどを参考にすると、自分では思いつかないような新しい内容を見つけられます。
分かりやすくまとめてあり、写真などで視覚的にも興味を示せるよう工夫されているため、気になるテーマを探しやすいでしょう。
参考にした内容に自分の考えをプラスすると、オリジナリティもでやすくなります。
自由研究のテーマが思いつかず、困ったときは本やWEBサイトを活用してみましょう。
自由研究のカテゴリは大きく分けて5つ
自由研究のカテゴリは大きく分けて次の5つになります。
- 実験:疑問の答えを実験で導き出してまとめる
- 観察:生き物や植物などの変化を観察してまとめる
- 作成:工作やアート、料理などをつくりまとめる
- 調査:疑問や気になることを調べてまとめる
- 収集:植物や貝がらなどを採集し標本や図鑑をつくりまとめる
子どもの興味や性格に合わせて、適切なカテゴリを選択しましょう。
実験:疑問の答えを実験で導き出してまとめる
実験は、疑問に対して仮説を立てて検証し、答えを導き出してまとめる自由研究です。
内容によっては、1日で終わるものもあり、比較的短期間でおこなえます。
自分で考え、仮説を立て、試行錯誤をする過程が楽しめるため、理科や科学が好きな子におすすめのカテゴリです。
観察:生き物や植物などの変化を観察してまとめる
観察は、生き物や植物など対象のものを毎日記録して内容をまとめる自由研究です。
基本的に変化を観察するため、長期的に取り組む必要があります。夏休みのはじめに計画を立てて、コツコツ続けていきましょう。
生き物や植物など、自然とふれあうのが好きな子におすすめのカテゴリです。
▼観察についての詳細
作成:工作やアート、料理などをつくりまとめる
作成は、工作やアート、料理などをつくり、工程や大変だったことをまとめる自由研究です。
作成する物によって、取り組む期間に幅があることが特徴です。
簡単なものだと1日で終わりますが、大きなものや手のかかるものは時間がかかるでしょう。
市販のキットを活用する方法もあるため、子どものレベルに合う物を親子で一緒に考えましょう。
図工や家庭科などの、物作りが好きな子におすすめのカテゴリです。
▼作成についての詳細
調査:疑問や気になることを調べてまとめる
調査は、疑問や気になることを本やインターネット、現地調査などで調べてまとめる自由研究です。
調査する内容によっては、1日~数日かかります。また、実際に施設見学や現地調査などに行って調査することもあるでしょう。
どの分野も対象になるため、自ら行動し調べるのが好きな好奇心旺盛の子におすすめのカテゴリです
▼調査についての詳細
収集:植物や貝がらなどを採集し標本や図鑑をつくりまとめる
収集は、植物や貝がらなどを採集したり、標本や図鑑をつくったりしてまとめる自由研究です。
収集する物によって、1日~数日かかるでしょう。
夏休みの家族旅行などで訪問した海で貝がらを集めたり、帰省で訪れた田舎の植物採集など、対象は幅広く見つけられます。
自然・生き物・植物など、好きな物を集めてコレクションにするのが楽しいと感じる子におすすめなカテゴリです。
▼収集についての詳細
自由研究の進め方
自由研究の進め方は次の4ステップになります。
- テーマを決める
- 結果を予想する
- 情報を集める
- 結果をまとめる
一連の流れを理解して取り組むと、スムーズに自由研究が進められるでしょう。
1.テーマを決める
まずは、子どもの意見を尊重しながら、テーマの内容を決めましょう。
何が知りたいのか、どんな方法で調べるのか、子どものレベルに合う難易度かなどの詳細を決めていきます。
自由研究にとりかかる日数や必要物品、費用なども考慮して計画を立てましょう。
この時に記録に残すと、まとめのときに役立ちます。
2.結果を予想する
次に、知りたいことを研究したときの結果を、自分なりに予想してもらいます。
予想をすることで、研究に対してさらに興味が持て、子どもの探究心を刺激します。
また、予想と結果を比較することで、研究に厚みがでて、満足感や達成感が増すでしょう。
3.情報を集める
結果を予想できたら、実際に自分の選んだカテゴリに合う方法で情報を集めます。
計画通りに、正しい手順や内容で正確な情報を集めましょう。
写真や動画を撮ったり、新しい疑問が出てきたときはさらに調べて結論を導き出します。
4.結果をまとめる
最後に、結果をまとめます。
結果をまとめるときは、研究の内容に合わせて見やすくまとめましょう。
まとめる内容は次の通りです。
写真やイラスト、表やグラフなどを活用すると、視覚的にも分かりやすくなります。
自由研究に対する親のかかわり方のポイント
子どもの自由研究に対する親の関わり方で大切なポイントは、手伝いすぎないという点です。
あくまで子ども自身の自主性や問題解決能力を育て、学ぶ楽しさを知るために自由研究があります。
親は、子どもが自分で考えられるようヒントや助言をし、安全に研究できるように、側で見守りましょう。
まとめ:小学生の自由研究は自主性を大切に、学ぶ面白さを感じさせよう!
小学生の自由研究は自主性を大切にし、学ぶ面白さを感じられるようサポートしましょう。
子どもの興味・関心のある事柄を選び、主体的に取り組むことで問題解決能力を育て、知的好奇心を刺激します。
親は、安全に研究できるよう見守り、子どもがつまづいたときに、気づきを促す程度の関わりを心がけましょう。
自由研究の目的や進め方を理解し、子どもが楽しく意欲的に自由研究に取り組めるよう活用してみてください。
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