小学生が参考書やドリルを使って成績アップできる?市販参考書のメリットを解説

小学生の子どもが家庭学習するために、市販の参考書やドリルを購入しようと考える保護者の方は多いのではないでしょうか。

しかし、小学生向けの学習教材は数多く出版されており、どれを選べばいいのか分からないという方も多いですよね。

そこで今回は、市販参考書やドリルを使った家庭学習のメリットと選び方を解説し、おすすめの参考書・ドリル10選をご紹介します。

子どもと一緒に家庭学習をしたいと考えている方は、参考にしてみてください。

参考書やドリルを使った家庭学習のメリット

参考書やドリルを使った家庭学習は、子どもの成績アップを目指すための学習方法の1つです。

しかし、学習塾に通ったり家庭教師や通信教育をしたりする選択肢もある中で、本当に家庭学習で成績が上がるのか、心配になる方もいるでしょう。

そこで、参考書やドリルによる家庭学習をするメリットを挙げてみましょう。

費用がおさえられる

様々な学習方法のなかで親にとって最大のメリットは、費用がおさえられるため、家庭の経済的な負担が少ないことです。

例えば、通信教育の場合は月に約3,000円から、家庭教師や塾の場合は約1万円から数万円の費用がかかります。

また月謝の他に、教材費や設備費などが臨時でかかる場合も多々あります。

しかし市販の学習教材の場合は、基本的には教材を購入する費用しかかかりません。

ほとんどの参考書やドリルが、1冊数百円から2,000円ほどで購入できます。

中には授業動画や学習アプリがついているものもあるので、かなり低価格で活用できると言えるでしょう。

学習習慣を身につけられる

学習習慣を身につけるためには、毎日決まった時間に机に向かい、勉強することが重要です。

「早起きして朝食前にする」「帰宅しておやつを食べたらする」「夜寝る前にする」など、毎日の行動と結びつけると、習慣が身につきやすくなります。

また、「毎日15分問題を解く」「毎日5ページする」など、勉強する時間や量をあらかじめ決めておくこともいいでしょう。

ゴールを決めておくことで、モチベーションを保って学習できます。

最初は「ドリルを5分だけする」「1ページだけする」など、短時間の学習から始めて、少しずつ時間を延ばしていくこともおすすめです。

小学生のうちに家庭学習を日常生活の一部にしておくことで、中学生や高校生になったとき、テスト勉強や受験勉強に対しても大きな抵抗感なく取り組めるようになります。

子どもの理解度に合わせられる

子どもによって、得意科目や苦手科目、学習の理解度は異なります。

また、じっくり問題に取り組みたい子、どんどん先に進めたい子など、子どもの性格によって学習への取り組み方も異なるでしょう。

学校や学習塾の授業では複数人が一緒に勉強するので、1人ひとりのペースに合わせて学習することは難しいことです。

しかし、家庭学習の場合は、子どもの理解度や学習ペースに合わせて勉強することが可能です。

子どもの様子をみながら、ペース配分や時間を調整して学習を進められます。

親子のコミュニケーションがとれる

家庭学習では、子どもが1人でおこなうのではなく、親子で一緒に取り組むことが大切です。

学習を通して自然に会話が増え、親子の信頼関係を深められるというメリットもあります。

「できたことを褒めてもらえて嬉しい」と子どものやる気にもつながります。

「子どもに勉強を教えられるかな?」と不安になる方もいるかもしれませんが、参考書やドリルには解答や解説が記載されているので安心です。

それでも難しいという場合でも、子どもにとって、親と対話をしながら一緒に考えて勉強したという経験は、良い経験となるでしょう。

参考書・ドリルの選び方

参考書やドリルを選ぶときに、重要なポイントは3つあります。

  • 子どもの性格や好みに合ったもの
  • 子どもの学習レベルに合ったもの
  • 教科書に対応しているもの

子どもが無理なく取り組めるものを選ぶことが重要であると、しっかり頭に入れておきましょう。

子どもの性格や好みに合ったもの

小学生向けの参考書やドリルには、カラフルなイラストや人気のキャラクターが描かれているものがあります。

内容も大切ですが、子どもが気に入り、楽しく取り組めるものを選ぶことが大切です。

愛着をもつことで、自分からやりたいという気持ちになれます。

また、子どもの性格によって、難しい問題をどんどん解きたい子、簡単な問題をスラスラ解きたい子など、学習の進め方が異なります。

例えば、難しい問題にチャレンジしたいのに、簡単な問題ばかりだと子どもは飽きてしまうでしょう。

選ぶときにはどんな問題を解きたいのか、子どもの意見を聞きながら、一緒に選ぶようにしましょう。

子どもの学習レベルに合ったもの

勉強の基礎ができていないにもかかわらず、急にハイレベルな問題に取り組むと、難しくて続けられなくなってしまいます。

市販参考書には、科目別や分野別のものだけでなく、基礎をしっかり学習できるもの、応用問題に取り組めるものなど、さまざまな種類のものがあります。

子どもの理解度を確認し、子どもに合った学習レベルのものを選びましょう。

また、得意科目は応用問題が多いもの、苦手科目は基礎を学べるものと、それぞれの科目や分野の理解度に合わせて、参考書を組み合わせて使用することもできます。

教科書に対応しているもの

小学生の学習では、学校の教科書の内容を理解することが重要です。

そのため、「教科書準拠」の参考書やドリルを使用することをおすすめします。

教科書準拠品とは、普段学校で使用している教科書の内容に沿って作られたもののことです。

教科書に用いられている用語や事例がそのまま使用されていたり、教科書の参照ページが載っていたりするため、教科書の内容を深く学習するのに適しています。

習っていない単語や内容が急に出てきて、混乱してしまうということも防げるでしょう。

また、授業の予習や復習、テスト対策にも役立ちます。

様々な教科書の種類や出版社に合わせて作られているので、事前に学校で使用している教科書を確認してから探すようにしましょう。

目的別小学生におすすめの参考書・ドリル10選

「子どもに合った参考書やドリルを選びたい」「まずはどんな参考書を選んだらいいんだろう」と考えている方に、おすすめの参考書・ドリルをご紹介します。

シリーズごとに記載していますので、上記の選び方を参考に選んでみてください。

短時間でできるドリル

「早ね早おき朝5分ドリル」

1回5分でできる、取り組みやすいドリルです。

規則正しい生活習慣が身につくよう、「生活チェック」の表がついています。

また、達成シートとシールもついており、どこまで学習したのかが分かりやすくなっています。

子どものやる気や達成感を引き出す工夫がしてあります。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・社会・英語
【出版社】
学研
【価格】
660円(税込)
【URL】
https://ieben.gakken.jp/s_series/asa5/

「教科書ドリル」

1回10分でできるドリルです。

算数と国語は教科書準拠版となっているので、学校の授業内容の理解を深められます。

また、オールカラーなので、可愛いイラストや見やすい図が魅力です。

学習記録アプリのサポートも受けられます。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・理科・社会
【出版社】
文理
【価格】
605円(税込)
【URL】
https://portal.bunri.jp/kyokashodrill.html

「くもんの小学ドリル」

公文式教材の内容や考え方で学習していくドリルです。

少しずつ難しい問題へ進めていくスモールステップ方式で、どんどん自分の力で学習できるようになっていきます。

また、学習へのやる気が高まるように、「できたねシール」がついています。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・英語・プログラミング
【出版社】
くもん出版
【価格】
748円(税込)~990円(税込)
【URL】
https://www.kumonshuppan.com/product/gakusan-shogaku/

苦手を克服できる参考書・ドリル

「毎日のドリル」

1日1枚ずつ学習できるので、学習習慣付けにも適しています。

ラインナップが豊富で、子どもに必要な分野を見つけられるでしょう。

また、勉強管理アプリが付属しています。ドリルの点数をアプリに入力すると、キャラクターを育てられるというもので、楽しみながら勉強できます。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・英語・全科・プログラミング
【出版社】
学研
【価格】
715円(税込)~990円(税込)
【URL】
https://ieben.gakken.jp/s_series/maidori/

「できる!!がふえるドリル」

1回2ページの構成で、1枚ずつ切り取っても使えます。

低学年中心のラインナップで、イラストやキャラクターが使われ、親しみやすい誌面です。

また、教科や学年に合わせた付録がついており、それぞれ子どものやる気をアップさせる内容となっています。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・理科・社会・英語
【出版社】
文理
【価格】
704円(税込)
【URL】
https://portal.bunri.jp/dekiru.html

「集中学習 ぐーんと強くなる」

それぞれの科目のなかで、さらに細かい分野別に分かれたラインナップが豊富なドリルです。

1ページの問題数は多いですが、急にレベルが上がることはないため、同じレベルの問題を繰り返し解くことができます。

そのため、苦手分野も少しずつレベルアップしながら、解けるようになっていきます。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・理科・社会・英語
【出版社】
くもん出版
【価格】
1,078円(税込)~1,320円(税込)
【URL】
https://www.kumonshuppan.com/product/gakusan-shogaku/

教科書対応の参考書・ドリル

「小学教科書ワーク」

「基本のワーク→練習のワーク→まとめのテスト」の3段階構成となっており、基礎から順番に勉強できます。

実際に学校のテストで出る問題も多く載っているので、テスト対策に最適です。

また、付録もたくさんついており、復習もしっかりできる内容となっています。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・理科・社会・英語・プログラミング
【出版社】
文理
【価格】
1,364円(税込)
【URL】
https://www.kyokashowork.jp/intro_es.html?_gl=1*1ehhk9o*_ga*MTk3MDgwNjk0OS4xNzA0NTI5MTUy*_ga_834604ZCRF*MTcwNDY5NTI4Ny43LjEuMTcwNDY5NTUzMS4wLjAuMA..

「教科書ぴったりドリル」

「きほんのドリル」「まとめのドリル」の2段階で構成されており、基礎問題を解いた後は、総合問題を解いて復習できます。

また、ドリルを1枚ずつ切り取ることもでき、1つずつ集中して取り組めるようになっています。

色を塗る「がんばり表」やシールを貼る「おたのしみひょう」が付属しているので、学習成果が見え、継続する習慣がつけられるでしょう。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・英語
【出版社】
新興出版社
【価格】
924円(税込)
【URL】
https://www.shinko-keirin.co.jp/shinko/pittarinavi/20200318-01/

応用問題が解ける参考書・ドリル

「グレードアップ問題集」

中学受験も視野に入れた、「教科書+α」の学習ができます。

教科書よりも少し上のレベルですが、基礎をしっかり理解していれば解ける問題が載っています。

難しすぎないので、レベルアップしたい子どもに最適です。

また、保護者に向けて、指導のポイントや声かけの仕方などの解説もあります。

【対象学年】
小学1~6年
【科目】
算数・国語・理科・社会・英語・全科
【出版社】
Z会
【価格】
880円(税込)~1,320円(税込)
【URL】
https://www.zkai.co.jp/books/gradeup/

「自由自在」シリーズ

基礎から中学受験の内容までが載っている参考書です。

教科書には載っていない図表や写真も多くあり、分かりやすく、より深く理解できるようになっています。

LINEでキーワードを質問すると、自由自在に該当ページが閲覧できる新サービスも利用できます。

【対象学年】
小学3・4年・高学年
【科目】
算数・国語・理科・社会・英語
【出版社】
受験研究社
【価格】
2,750円(税込)
【URL】
https://www.zoshindo.co.jp/elementary/202/

まとめ:市販参考書やドリルを使った家庭学習で、成績アップを目指そう

小学生は、今後中学生や高校生で学習する内容の基礎を学ぶ重要な時期です。

この時期に勉強に対する楽しさをもち、家庭学習の習慣を身に付けることが大切になります。

市販参考書やドリルは、子どもが楽しく取り組めるよう、たくさんの工夫がしてあります。

無理なく、親子で一緒に楽しく取り組める問題集やドリルを探してみましょう。

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