小学生が勉強できない子になる特徴と勉強のやる気をあげる方法を解説

小学生の子どもがいるご家庭で、このような悩みを抱えていませんか?

「うちの子はなぜ勉強できないの?」

「勉強できないのは親が原因?」

「どうしたら勉強するようになるの?」

中学・高校と上がるにつれて勉強が難しくなっていくため、小学生のあいだに勉強を習慣化させることは重要です。

この記事では、以下について解説していきます。

  • 小学生が勉強できない特徴
  • 子どもが勉強できないのは親が原因なのか?
  • 子どもが勉強のやる気をあげる方法
  • 子どもが勉強のやる気をさげない親のサポート方法

本記事を参考に、勉強ができない子どもへのサポートを考えていきましょう。

勉強できない小学生の6つの特徴

自宅でちゃんと勉強をやっているのに、また学習塾に通っているのになかなか成績が上がらないのには理由があります。

この項目では、勉強できない小学生の6つの特徴について解説していきます。

  • 勉強の進め方がわからない
  • 勉強が面白くないと思っている
  • 基礎学力が身についていない
  • わからないところをそのままにして進める
  • 「自分にはできない」とあきらめている
  • 勉強以外にやりたいことがある

まずは、子どもが勉強できない原因を知るところから始めましょう。

勉強の進め方がわからない

たとえば、学校の宿題や学習塾の課題を進めている時に、わからないところが出てきたとします。

解き方や考え方がわからないため、子どもは行き詰ってしまうことになるかもしれません。

それでも親や先生に聞かず、わからないところをそのままにして次の宿題や課題に入ってしまうと、溜まっていきます。

わからないところが溜まると、溜まった問題を解決しないと次の問題が解けなくなり、勉強ができない原因となるのです。

このような場合、適切な勉強の進め方を理解すると自信がつき、勉強に楽しさを見出せるようになります。

勉強が面白くないと思っている

勉強に楽しみを見出せないと、モチベーションが維持できません。

中学、高校と上がるにつれて勉強は難しくなっていきます。

難しくなるとつまずきやすくなるため、楽しさや面白みを感じづらくなってしまうでしょう。

また、小学生のころから勉強を習慣にしていないと、「勉強は面白くないもの」という価値観が定着してしまうかもしれません。

勉強へのやる気を高めるためには、このようなネガティブなイメージを払拭することが必要です。

基礎学力が身についていない

基礎学力が身についていないことも勉強ができない原因にあげられます。

難しい問題や応用問題が解けるようになるには、まず基礎学力を身につけるところから始める必要があります。

基礎学力がない状態で中学・高校と上がっていくと勉強についていけなくなり、勉強ができない原因となるでしょう。

わからないところをそのままにして進める

勉強の進め方をわからないままにして次の勉強へ進めてしまうと、子どもの勉強が行き詰ってしまいます。

わからないところをそのままにすると、理解できないまま先へ進んでいくことになります。

やがて勉強が楽しくなくなり、勉強への自信を失ってしまうことになるのです。

「自分にはできない」とあきらめている

  • 勉強の進め方がわからない
  • 勉強の楽しさがわからない
  • 物事に飽きやすい

上記のような原因で、勉強が「自分にはできない」とあきらめてしまう子どももいます。

小学生のころから勉強をあきらめてしまうことで、勉強ができない原因となります。

小学生のあいだにこのような状態になると、中学、高校と上がるにつれて勉強が難しくなり勉強に行き詰ってしまいます。

勉強以外にやりたいことがある

勉強以外にやりたいことがあるのも、勉強ができない特徴としてあげられます。

たとえば、ゲームやYouTubeなどの娯楽がそばにあると、勉強に身が入らなくなる恐れがあります。

勉強よりも夢中なものがある場合は、それらと上手に付き合う方法について考えていく必要があるでしょう。

子どもが勉強できないのは親が原因なのか?3つのケースを解説

子どもが勉強できない理由として、親に対して子どもへの勉強の接し方に原因があると考えてもいいでしょう。

この項目では、子どもへの勉強の接し方について、よくある3つのケースを解説していきます。

  • ケース1:勉強を子どもまかせにしている
  • ケース2:わからないところを教える時に怒ってしまう
  • ケース3:勉強を子どもに強制している

子どもの勉強でこのような接し方をしているのであれば、今後は気をつけましょう。

ケース1:勉強を子どもまかせにしている

学校の宿題や学習塾の課題をすべて子ども任せにしていては、勉強のやる気が下がる原因となります。

また、できなかったところや苦手なところが把握できません。

子どもが勉強をやる気にさせるには、親の見守りが必要です。

勉強を子どもまかせにせず、勉強中は子どもを見守りつつ、温かい言葉をかけるように心がけましょう。

ケース2:わからないところを教える時に怒ってしまう

子どもが頑張って勉強しているのに、わからないところを怒りながら教えてしまっては勉強するのが苦痛になってしまうでしょう。

わからないところを教えてもなかなか理解してもらえないと、イライラすることもあるかもしれません。

しかし、勉強ができないときに怒ることが、さらに子どものやる気を削ぐ原因となるのです。

子どもの勉強中はイライラする気持ちはグッと抑えて、おおらかな気持ちで子どもへ接するように心がけましょう。

ケース3:勉強を子どもに強制している

子どもに勉強するよう強制してしまっては、今後の学習意欲がなくなってしまいます。

たとえば、先に宿題を終わらせないと遊ばせないような親が決めた約束を強制させることで、勉強がイヤになりかねません。

なかなか勉強をしないと強制したくなるかもしれませんが、学習意欲がなくならない程度に接するように心がけましょう。

子どもが勉強のやる気をあげる方法7選

普段から勉強を習慣にしていない子どもが、勉強のやる気をあげるためにはどうしたらいいのでしょうか?

この項目では、勉強のやる気をあげるための方法を7つ解説していきます。

  • 学習環境を整える
  • 目標を親と一緒に決める
  • 日々の勉強時間を決める
  • 簡単な問題や得意な科目から勉強する
  • 苦手なところはくり返し勉強する
  • 勉強を頑張ったあとのごほうびをあげる
  • 楽しく勉強できる工夫をする

まずは、子どもの勉強を習慣化するところから始めてみましょう。

学習環境を整える

子どもの勉強を習慣化させるために、学習環境を整えましょう。

学習机の上が勉強できる状態でなく散らかっているのであれば、勉強前に片づけることから始めます。

勉強に関係ないものは視界に入らないところへ片づけて、勉強に集中できるようにしましょう。

また、学習机では勉強に集中できない子どももいます。

その場合は、リビングやダイニングで勉強できるよう、勉強時に集中力を妨げるようなものは片づけるとよいでしょう。

目標を親と一緒に決める

意味もなく勉強を始めても、子どもの集中力は続きません。

勉強を始める前に目標を立ててから、勉強に取り掛かりましょう。

目標を立てるにあたっては、子どものやる気がさがらず難しい目標にならないようにしてください。

たとえば、以下のような目標を立てることで、目標が数値で見えて勉強のやる気が継続できます。

  • 今日はドリルを3ページする
  • 今日はテストで間違えたところを2問解く

また、目標立ては子どもだけでおこなわず、親も一緒に考えて決めるようにしましょう。

日々の勉強時間を決める

普段から勉強を習慣化するためには、1日の勉強時間を決めることが重要です。

ただし、1日の勉強時間を長く設定すると、勉強の習慣化が難しくなります。

低学年ほど1日の勉強時間は短く設定し、学年が上がるにつれて少しずつ長く設定するよう心がけましょう。

たとえば、1年生は1日15分に設定します。

そこから学年が1つ上がるにつれて、15分ずつ上げていくのもいいでしょう。

勉強習慣がない場合は、1日5分でもいいので少しずつ習慣化させていくことが大切です。

簡単な問題や得意な科目から勉強する

勉強を始めて、いきなり難しい問題や応用問題から取り掛かると苦痛になり、やる気が低下してしまいます。

勉強に集中するためには、まず簡単な問題や得意な科目から始めるようにしましょう。

簡単な問題や得意な科目に取り組むことで、勉強に自信がつくようになります。

勉強を習慣化するために、子どものやる気を継続させることを意識しましょう。

苦手なところはくり返し勉強する

簡単な問題や得意な科目ばかりを勉強しても、学力は伸びていきません。

勉強が習慣化し始めたら苦手なところも取り組むようにし、苦手なところは繰り返し勉強するようにしましょう。

苦手だったところが理解できるようになると勉強が楽しくなり、やる気に満ちあふれることでしょう。

勉強を頑張ったあとのごほうびをあげる

日々の勉強を頑張ったあとに何かごほうびをあげるのも、勉強のやる気が継続できおすすめです。

勉強のあとのごほうびとしては、以下があげられます。

  • お菓子をあげる
  • TVゲームで遊ぶ
  • YouTubeを見る

ごほうびをあげるのは勉強前ではなく、勉強の後にしてください。

先にごほうびをあげてしまうと、そのあとの勉強に集中できなくなり、勉強の習慣化が難しくなるため注意しましょう。

楽しく勉強できる工夫をする

勉強はつらいという考えがありますが、勉強が楽しいと思ってもらえるように工夫することも勉強の習慣化につながります。

今はインターネットが普及し、パソコンやタブレットを使ってわからないことを簡単に調べられます。

また、YouTubeではわからないところを解説している動画があり、学習用のアプリも充実しているので、勉強できる環境が整っています。

紙や本といったものではなく、パソコンやタブレットを使った勉強も楽しく勉強するための工夫の1つです。

子どものやる気がさがらないよう、楽しく勉強できる工夫をしてみましょう。

子どもが勉強のやる気をさげない親のサポート方法3選

子どもの勉強のやる気を継続させるのは難しいものです。

そこで勉強のやる気をさげない親のサポート方法を3つ解説していきます。

  • 子どもの勉強を見守る
  • 子どもの宿題を親も解いてみる
  • 勉強・テストの頑張りやできたところをほめる

子どもの勉強を習慣化するには親のサポートが重要ですので、ぜひサポート方法を学んで実践してみてください。

子どもの勉強を見守る

勉強を子どもまかせにせず、勉強中は常に見守ることを心がけましょう。

子どもは親に見守られていると認めてくれている気分になります。

また、わからないところがあるときはすぐ親に聞けるため、安心感を持って取り組めるでしょう。

親は子どもの勉強の様子を見ることで、子どもの頑張りやいいところ、成長していることに気づけます。

また、子どもが勉強中に手が止まり進んでいないようであれば、親から温かい言葉をかけるように心がけましょう。

子どもの宿題を親も解いてみる

子どもの宿題を親も一緒に解いてみるのもおすすめです。

たとえば、テストで間違えた問題を一緒に解いて、親がわからなかった場合、子どもに解き方を聞いたとします。

子どもはわからないところを人に教えることで自分自身の理解につながります。

また、勉強が楽しくなり、やる気があがり、勉強への意識が変わっていくでしょう。

ゲーム感覚で子どもと競争しながら、子どもに勉強が楽しいと感じてもらえるような工夫をしてみましょう。

勉強・テストの頑張りやできたところをほめる

子どもが勉強している時や子どものテスト結果を見た時には、勉強の頑張りやできたところをほめるようにしましょう。

子どもは親にほめられて嬉しくなり、「次のテストも頑張るぞ!」とやる気になります。

厳しい言葉をかけるばかりでは、勉強が苦痛になり、勉強の習慣化が難しくなります。

勉強・テストの頑張りやできたところは、ほめるように心がけましょう。

まとめ:小学生のあいだに勉強を習慣化させよう

中学・高校と上がるにつれて勉強が難しくなってきますので、小学生のあいだに勉強を習慣化させましょう。

勉強を習慣化させるために、勉強中は親が見守り、やる気がさがらないように工夫してみてください。

今回解説した内容が、子どもの勉強を習慣化させる一助になれると幸いです。

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