中学受験をおこなう子どもがいるご家庭で、このようなお悩みを抱えていませんか?
「夏休みの受験勉強はどう進めたらいいの?」
「夏休み中はどのように過ごすのがベスト?」
「夏休み中の受験勉強で、親にはどんなサポートができる?」
中学受験が控えた夏休みは、まとまった勉強時間を確保できるチャンスです。
しかし、計画通りに進むかどうか心配になる方もいるでしょう。
この記事では、中学受験を成功させるために、夏休み中の勉強時間や過ごし方について解説していきます。
夏休みは中学受験をおこなう子どもたちにとって、大事な時期になります。
ぜひ、この記事を参考にして、志望校への合格を心よりお祈りいたします。
夏休み中は学力に大きな差がつく
中学受験をおこなう子どもたちにとって、夏休みの過ごし方を一歩間違えると他の受験生との学力に大きな差がつきます。
夏休みの勉強が中学受験に与える影響と、効率的な勉強方法について解説していきます。
夏休みは中学受験の天王山
夏休みは受験をおこなう子どもたちにとって「天王山」であり、合否を分ける重要な時期といわれています。
夏休みの過ごし方が夏休み明け以降の成績や偏差値の伸びに、大きく影響を与えます。
夏休みは勉強できる時間がたくさん取れ、また勉強に集中できる期間です。
中学受験をおこなう子どもたちは夏休みに、1日7~10時間ほど勉強にあてるのが一般的です。
1日の勉強時間を見て、「長すぎないか?」と心配する保護者が一定数いらっしゃることでしょう。
普段、学校で授業を受けている時間、プラス自宅や学習塾での勉強時間を考えると、心配することはありません。
夏休み期間中の勉強スケジュールをきっちり立てて、計画的、かつ効率的に勉強できるようにしましょう。
夏休みは苦手分野の克服と基礎固めに時間をかけるのがおすすめ
特に小学6年生の受験勉強は、秋以降に過去問題に取り組むといった志望校の重点対策をおこなう時期といわれています。
そのため、夏休みは基礎固めの学習に取り組む最後のチャンスとなります。
基礎ができていないと、難しい問題や応用問題がとけません。
難しい問題や応用問題がとけない原因として、「暗記不足」や「理解不足」の2つが原因といわれています。
基礎固めでは「暗記」と「復習」といったところを中心に全教科取り組みましょう。
また、基礎固めは反復学習も重要です。
基礎をしっかり固め、応用問題がとけるように頑張りましょう。
夏休みに入る前にやっておくこと
夏休みの受験勉強が大事なことがわかったところで、夏休みに入る前にやっておくことを3つ解説していきます。
- 苦手分野を分析する
- 夏休み中の目標を立てる
- 目標を達成するための計画を立てる
夏休みを充実した期間にするため、これから解説する3つについては必ず取り組みましょう。
苦手分野を分析する
夏休みは基礎固めをおこなう最後のチャンスであることは先ほどお伝えしました。
これまでの学校でのテストや学習塾のテスト結果を確認して、理解が不足している分野を拾い出して分析しましょう。
苦手分野の分析や拾い出しは子どもだけでおこなうのは難しいので、保護者の方も協力しましょう。
苦手分野が見えてきたら、基礎固めをおこなうための教材や問題集をそろえます。
学校でのテストや学習塾のテストで間違えた問題をまとめたノートを作るのも、後で見直しができるのでおすすめです。
夏休み中の目標を立てる
夏休み中の目標を立てることは重要です。
志望校に合格することが最終的な目標ですが、志望校に合格するための夏休み中の目標を立てましょう。
何も目標を立てずに受験勉強を進めると夏休みを無駄に過ごしてしまい、志望校合格が遠のいてしまいます。
夏休みの目標は、以下のように最終目標の1歩手前を意識して立てるようにします。
夏休みの目標:夏休み明けに学習塾でおこなわれる模擬テストで全教科90点以上を取る
このように、目標に数字を入れることで成果が目に見えて、モチベーションの維持につながります。
目標を達成するための計画を立てる
夏休みの目標が決まったら、目標を達成するための計画を立てましょう。
計画を立てる上で大事なことは、以下のように細かい単位で立てることです。
- 1か月単位
- 1週間単位
- 1日単位
例えば、夏休みの目標を「夏休み明けに学習塾でおこなわれる模擬テストで全教科90点以上を取る」と立てたとします。
全教科90点以上を取るために夏休みの1か月、1週間、1日単位で、目標を立てていきます。
- 1か月:応用問題がとけるようになる。
- 1週間:基礎固め、苦手分野を克服する。
- 1日:テキストを約50ページ進める。
細かい単位で目標を立てると、目標に近づく様子がわかりやすくなるのでおすすめです。
夏休み中の過ごし方
夏休みは中学受験をおこなう子どもにとって、受験勉強をおこなう大事な時期です。
しかし、受験勉強ばかりでモチベーションの低下により勉強が手につかず、他の受験生との学力に大きな差がついたりしかねません。
そこで、夏休み中の過ごし方について4つ解説していきます。
- その日の朝に1日の勉強予定を確認する
- 週末に1週間の振り返りと翌週の勉強予定を確認する
- 睡眠時間はしっかり確保する
- 適度に息抜きをする
その日の朝に1日の勉強予定を確認する
勉強を始める前に1日の勉強予定を確認することから始めましょう。
昨日の勉強の進み具合や理解度を踏まえて、1日の勉強スケジュールを立てます。
1日の勉強スケジュールは必ずおこなうようにしましょう。
1日の勉強スケジュールの確認は親子でおこなっても構いません。
しかし、保護者が管理しすぎてしまうと、子どもがやる気をなくすこともあります。
ある程度は子どもにゆだねるようにしましょう。
週末に1週間の振り返りと翌週の勉強予定を確認する
週末は1週間の振り返りと翌週の勉強予定を確認することをおこないましょう。
1週間の振り返りでは、以下を確認します。
- 勉強スケジュール通りに進んだか
- 理解できたところはどの分野か
- 理解できなかったところはどの分野か
振り返りをおこなうことで、計画通りに勉強が進んでいるかがわかりますのでおすすめです。
もし、計画通りに勉強が進んでいないようであれば、翌週の勉強計画を見直しましょう。
1週間の振り返りと翌週の勉強予定の確認については、親子でおこなっても構いません。
睡眠時間はしっかり確保する
受験勉強に集中するためには、睡眠時間をしっかり確保することが重要です。
夏休みは勉強時間がたくさん取れるとはいえ、睡眠時間をけずってしまっては集中力がなくなり、体調にも影響がでてしまいます。
睡眠は1日7時間以上確保できるようにし、保護者から子どもへ声掛けするように心がけましょう。
また、勉強するのであれば、夜に比べ朝におこなうほうが頭がさえ、集中して取り組めるのでおすすめです。
学習塾に通っているのであれば夜型から朝型に変えるのは難しいかもしれませんが、可能であれば検討してみましょう。
適度に息抜きをする
受験勉強に集中できず、計画通りに進まなくなった時は、適度に息抜きをしましょう。
夏休みの始めのころは集中して勉強できていても、時間が経つにつれ集中力がなくなり、計画通りに進まなくなることもあります。
そんな時は、ポモドーロ・テクニックがおすすめです。
ポモドーロ・テクニックは25分を1セットとして、例えば25分勉強したら5分休憩することを繰り返すテクニックです。
集中力がなくなった時に取り入れるとよいでしょう。
また、勉強スケジュールもあまり詰め過ぎないように、余裕があるスケジュールを立てるように心がけましょう。
夏休み中の勉強時間の目安について
夏休みは勉強時間がたくさん取れるとはいえ、勉強時間の目安が気になる方もいらっしゃることでしょう。
そこで、小学4・5年生、小学6年生のそれぞれの勉強時間の目安について解説していきます。
夏休みは学習塾の夏期講習があります。
受講日数や時間も頭に入れて、夏休みの勉強スケジュール計画を作成する際の参考にしていただけると幸いです。
小学4・5年生の勉強時間の目安
中学受験に向けた勉強は、各分野の基礎固めから志望校対策を身に付けるために3年ほどかかるといわれています。
そのため、中学受験に向けた勉強は小学4年生から始めるケースが一般的です。
夏休みの勉強時間の目安は、1日4~7時間、月150~200時間を目標に勉強しましょう。
受験本番まで時間はありますので、適度に息抜きも入れつつ取り組んでいきましょう。
小学6年生の勉強時間の目安
小学6年生になると中学受験が近づいてきます。
夏休みの勉強時間の目安は、1日8~10時間、月300~400時間を目標に勉強しましょう。
小学4・5年生より勉強時間が2倍と長くなりますので、子どものやる気が低下しないかが不安になる方もいるでしょう。
睡眠時間の確保や息抜きなどをうまく取り入れて、乗り越えましょう。
受験を控えた子どものために保護者ができること3選
中学受験の勉強は小学4年生から始まることは先ほど解説しました。
長い戦いとなりますので、保護者のサポートが重要となります。
そこで、中学受験を控えた子どもに保護者ができることを3つ解説していきます。
- 規則正しい生活を送れるようにサポートする
- 食事面に気を配り、子どもが体調を壊さないようサポートする
- 勉強に集中しやすい環境になるようサポートする
保護者が勉強スケジュールを管理しすぎると子どものやる気が低下しますので、受験勉強に集中できるようサポートしましょう。
規則正しい生活を送れるようにサポートする
夏休みは普段の生活とは違い、寝る時間や起きる時間が遅くなり、不規則な生活になりがちです。
生活が不規則になると、頭の回転が悪くなり受験勉強に支障がでてきます。
志望校に合格するという大きな目標に向かって、規則正しい生活を送れるようにサポートしましょう。
1日の勉強スケジュールを確認して、食事時間や睡眠時間が崩れないように心がけてください。
食事面に気を配り、子どもが体調を壊さないようサポートする
夏休みは給食がなく、基本的に自宅で食事をとる機会が多くなります。
給食は主食、主菜、副菜、牛乳・乳製品、果物といったものから栄養バランスを考えて提供しています。
一方、自宅での食事は、給食と比べると栄養バランスを考えて提供するのは一苦労でしょう。
栄養バランスを考えた食事は、勉強のパフォーマンスを上げるためには必要不可欠です。
勉強に集中できて、かつ体調を壊さない栄養バランスがとれた食事を提供できるようにサポートしましょう。
勉強に集中しやすい環境になるようサポートする
例えば、受験生の子どもがいる家庭に兄弟や姉妹がいるとします。
勉強中に兄弟や姉妹が遊んでいる声や音で勉強に集中できないケースがあることでしょう。
その場合は、受験勉強のジャマにならないよう、以下のような配慮を心がけましょう。
- 受験勉強用のスペースを用意する
- 受験生以外の子どもを静かに遊ばせる
- 勉強が終わるまで、家族で外出する
まとめ:中学受験成功への鍵は夏休みの勉強時間や過ごし方で決まる
中学受験を成功させるための鍵は、夏休みの勉強時間や過ごし方で大きく変わってきます。
夏休みに入る前に以下をおこない、スケジュールにそって効率よく勉強を進めましょう。
- 苦手分野を分析する
- 夏休み中の目標を立てる
- 目標を達成するための計画を立てる
また、子どものやる気が低下した時は、適度に息抜きしてみたり、ポモドーロ・テクニックを使ってみるのもおすすめです。
今回解説した内容を参考に、志望校への合格を心よりお祈りいたします。
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