小学生で勉強に躓いてしまうと中学生・高校生での取り返しがどんどん難しくなります。
もし「子どもが授業についていけていないかもしれない」と感じた際には、親御さんの早めの行動が必要です。
今回は子どもが勉強についていけなくなる理由と対応の仕方について解説をしていきます。
ぜひ最後までご覧ください。
子どもが学校の授業についていけなくなる理由
小学生の子どもが勉強についていけなくなる理由は以下の6点が挙げられます。
- 授業に集中できない
- 内容が理解できてない
- 勉強が面白くない
- 勉強の仕方がわからない
- 黒板の文字が見えない
これから1つずつ解説していきます。
授業に集中できない
子どもが集中して物事を行える時間はとても短いです。
一般的に小学校低学年程度であれば「年齢×1分」または「年齢+1分」と言われています。
小学校の授業時間は40〜45分で、それを4回〜5回行います。
子どもが全ての授業で集中を保つ事は不可能に近いでしょう。
それ以外にも学生生活での疲労や睡眠不足、楽しいかなど心理的な面で集中できる時間は変動します。
集中が切れてしまい内容を聞き逃したり、ノートをとっておらず振り返りができなくなることもあります。
こうした状況により授業についていけなくなってしまうことがあります。
内容が理解できてない
授業の内容の多くは子どもが初めて見聞きするものであり、知らないことばかりでついていけなくなります。
大人でも全く知らない分野の話をされるとついていくのに必死、または途中で放棄してしまうこともあるでしょう。
子どもにとってはそれが学校生活で日常的に起きています。
言われていることや書かれていることが理解できないと、勉強についていけなくなってしまいます。
勉強が面白くない
多くの子どもにとって、勉強は退屈なものです。
そのため「勉強に興味が持てない」「面白くない」と感じてしまうことがあります。
大人であれば責任感や義務感で遂行できますが、子どもにとっては難しいことです。
国語は好きだけど算数は嫌いなど、好き嫌いによってやる気が大きく変わってしまう場合もあります。
好き嫌いで勉強のやる気に大きく差が出る場合は、日常的に苦手なものに触れる機会を作るなどの対策が効果的です。
例えば、お風呂や机などに計算表や九九の表を用意して大人と一緒に見たり話したりするのもよいでしょう。
子どもの「わからないから嫌い」を克服するためには大人のサポートも必要です。
勉強の仕方がわからない
小学生は学習の経験が浅いため、どう勉強していいかわからないということも多いです。
家での自己学習はやり方がわからず進められないという子どももいます。
この場合、まずはやり方を提示して勉強のスキルを身につけることから始めましょう。
例えば、問題を繰り返し解いてやり方を覚える、予習復習などわかりやすく伝えます。
また勉強する必要性についての理解も乏しく、やる気が起きないということもあるでしょう。
もし子どもが戸惑っている場合は親御さんから必要性を説明し、「じゃあこの問題一緒にやってみようか?」などの声かけをしてみてください。
子どもが勉強の方法が理解できれば、その後は勉強を行う習慣になる可能性があります。
黒板の文字が見えない
最近では、タブレットが導入された学校もあります。
しかし、先生が黒板やホワイトボードに授業内容を書きながら授業を行う場合も多いでしょう。
子どもの弱視や視力低下により、黒板に書かれた文字が読めないことがあります。
ノートがまっさら、内容が飛び飛びなど、少しでもおかしいと感じたら子どもに確認しましょう。
もし、文字が見えないために勉強についていけないのであればメガネなどで視力矯正すれば解決できます。
授業についていけない小学生へのサポート方法
子どもが勉強についていけていない場合、親御さんが行うべき対応が6点あります。
- 授業についていけない原因を調べる
- 担任の先生に相談する
- 家での学習習慣をつける
- 学習塾を利用する
- ポジティブな声かけを心がける
- 子どもと積極的に関わる
1つずつ解説していきます。
授業についていけない原因を調べる
まず、なぜ勉強についていけなくなったのかの原因を調べることです。
理由がわかれば、それに合わせた対応策を練ることができます。
子どもの勉強についていけているかどうか、把握するために一番大切なことは子どもとの会話です。
「今日は何の勉強をしたの?」と声をかけるのも方法の1つです。
特に低学年であれば、新しく知ったことやわかっていることは得意げに話すことも多いです。
もし、うまく話せない場合は勉強についていけていないかもしれません。
どのような部分に困難さを感じているかを焦らず丁寧にヒアリングしてみましょう。
担任の先生に相談する
勉強についていけているか、子どもに聞いてもわからない場合は担任の先生に相談しましょう。
保護者は、基本的に授業参観でしか子どもの勉強している姿を見ることができません。
勉強についていけていない原因を探すにも、普段の授業態度がわからない状態では限界があります。
もし解決策が見つけられない時は、家庭での対応についてアドバイスをもらいましょう。
先生と保護者が協力することで、新たな突破口を見出せる可能性もあります。
家での学習習慣をつける
子どもが授業についていけていないのであれば、復習や振り返りを行う時間を設けましょう。
大切なことは、「分からないことを分からないままにしない」ことです。
小学生から勉強に躓いてしまうと、追い上げがどんどん難しくなっていきます。
特に小学校高学年にもなれば科目が増えて授業内容も複雑になります。
家庭学習の習慣をつけることで、基礎学力の向上や自分で勉強をする方法が身についていきます。
学習塾を利用する
家庭学習でサポートができない場合は、学習塾を利用するのも1つです。
特に個別指導の体制をとっている学習塾であれば、子どものペースに合わせて丁寧に振り返り学習を進めていくことができます。
また、家庭とは環境が異なる場所で行うため、しっかり勉強に向き合うことができます。
ポジティブな声かけを心がける
子どもを否定するような言葉や、きょうだいや他人と比較するような声かけはやめましょう。
子どものやる気を削ぐだけでなく、自信喪失や勉強嫌いを加速させます。
もっと頑張ってほしいという気持ちから発破をかけるつもりでも、子どもを傷つけてしまう恐れがあるのです。
子どもは言葉通りに受け止め、さらに自分を追い詰めてしまいます。
勉強についていけなくて焦っているのは子どもも同じです。
声かけをするのであれば、「今日は何を勉強したの?お家でも少しやってみようか?」というようなポジティブなものにしましょう。
子どもと積極的に関わる
普段から子どもとたくさん話す機会を作りましょう。
会話の中から子どもの学校生活や勉強についていけなくなっていることに気づくきっかけになります。
現在の子どもの状況が分からなければ、それにあった対策を取ることはできません。
遊びの中で勉強を取り入れることで、抵抗感を減らすことも可能です。
また、どうしてもやる気が出ないという子は、得意なもの・好きなもので自信をつけるというのも方法の1つです。
自信がつくと、苦手なことにも挑戦しようという気持ちが生まれることもあります。
まとめ:子どもが授業についていけてないと気づいたら早めに行動しよう!
勉強に躓くことは誰しもあります。
ですが、躓いた後にどう行動するかで子どものその後が大きく変わってしまいます。
勉強についていけなくなると、その先の中学・高校で取り返すことは困難になります。
そうならないためにも、小学生のうちから勉強に対する向き合い方を学ばなければいけません。
気づくのが早いほど、行動が早いほど子どもにとってプラスになります。
普段の子どもとの関わりのなかで「勉強ついていけてないのかも?」と感じたら、早めに動き始めましょう。
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